Creature Creature三曲

今日は来ないかなぁとも思ってたのですが、やるじゃんかアマちゃん!糸色先生と一緒に帰宅した私をお出迎え。代わりに財布の中のぐっさんが出て行っちゃったけど、またいつか戻ってきてくれるでしょう(笑)
さて、では初聴きの感想を少し。これもしかしたら後で変わるかもしれないけどその時の気持ちと言うことで。AWAKEの時も同じこといってたような気がしますが…まぁいいや。だってもう少しでテストだし。もう少し?明後日ですよ?あははは…



タイトルは、歌詞カードをざっと見た時のMorrieさんへの印象です。いや、違います誹謗とか中傷とかじゃなくて(汗)実際に今日まで全く縁のなかった方なので、まだまだ真っ白な紙の上に印象と言う名の影が映る程度なんですが、三枚のCDの歌詞を見た時に感じたのです。「おまえ」の存在は大事にしているのだろうし、冷淡であるとか酷薄であるとか思いもしませんが、どうしても避けられない事態が生じた時に、迷いなくさよならできるような。「おまえ」になりきるようなことはそもそもない上に、たとえ「おまえ」であったとしても遠いなぁ、この距離。でも、本当は、本当の本当は、これが適切な人間同士の距離なのかなぁ…この辺(大分前から)独り言なんですけれどね、色んな歌に見られるような強い愛憎は、五感で認識できるように加工されているから(言語)本来より大分誇張されていると思います。だから遠く感じてしまう程度が事実の距離、実現できる距離だと思います。それが悲しいのは、こんなにも誇張された表現に満ちた世界で生きているからなんだろうなぁ。あ、これは別にMorrieさんの歌詞がどうのこうのじゃなくて、久しぶりにその距離感を感じる詞を見たなぁって思ったので書いた次第です。ちなみに某アイアンロックさんは(笑)人と人との距離で遠く感じるって言うかヤジルシの向きで距離を遠く感じるので、人が介在してません。勿論個人的な印象ですが。

でも実際に、歌声を聞くと普通に距離は縮まりますね。やっぱり人間の肉声で存在が擬似的に近づくからかな。と言うことはやっぱり人と人の間において感じるわけだ。擬似的に近づいているのは「人」の存在だから。…すみません、これは自分自身の覚書に等しいと言うかそれ以外の何物でも…感覚だけで物を言っております。全部。

で、さんざんブツクサ言ったので次はそれぞれに対して雑感を。

  • Red

Red(期間限定生産)

Red(期間限定生産)

一番最初に聞きました。上に積んであったから(笑)Morrieさんの声を聞くのは初めてなのですが(音戦除く)、好きです!でも若く感じるなぁ…かっこいいんだけど、ハイさんより若い声に聞こえる。渋いのに…なぜ…(ちなみに、この言葉でピクリとこられると言い訳の仕様がないのですが、私は本当に年季の入ったおじ様が大好きなので個人的感性ではハイさんの声は本当に好きなのですよ。話す時の柔らかい感じとか。低い声の人が優しく話すのはとても好きなので)。
そして歌い方は、虹さんで大分慣れることができましたが(笑)結構特徴がありますね。色々わかった気がする。特に「さよなら」の所とか…これは車の中で楽しそうだなぁ。特に片側二車線くらいある交通量の多い道路を走っている時に聞くと気分浸れそう(細かいな)。すとんと聞きなれることができるって言うのは凄いなぁ、私はこの曲の作曲者さん(Minoruさん)を全く知らないのですが、中々気に入る感じだ。

  • パラダイス

パラダイス(期間限定生産)

パラダイス(期間限定生産)

二番目ー。これ凄く好きなところがある。えっと…Bメロかなあそこは。あそこだけを何回リピートしてもいいくらい好き。本当にわかりやすくああいうのに弱い。「わかりやすく」というのは、ほら好き好きとは言えど人の好みには色んな状況や要素が総合して影響することもあるじゃないですか、そういうのに全く侵されない、何にも左右されず不可侵に「こういうのが好き」っていうやつ。何でだろう、今回全て初めて聞く人の、初めて聞く曲なのに、何の抵抗もなく聞くことができる。全体的にキャッチーにできていると思っていいのかな?何か、一般受けするとかしないとかいまいちわからないので何とも言いづらいのですが、鉄六アルバムと手と手を取りあい水底で「せっせっせの〜」をしていた音楽聴取傾向がNew Worldというか(マトモな言葉を話せよ)…。

風の塔(期間限定生産)

風の塔(期間限定生産)

初聴きでここまで「気に入るだろう」と予測できるのも久しぶりです。やばいこれしか聞かないかもしれないしばらく…(しかしパラダイスのあのメロが…!)!テツ声しか受け付けない今でもこれはやばい!本当ね、これ書けないです本当に不思議。私は虹さんにしろ鉄六さんにしろ、テツさんがどんな曲を書こうが驚かない(好きだなぁと思うことがわかっているから驚かないと言うこと、新鮮味がないとかいう意味ではないです)つもりでいて、それは自負であり自信であったのですが(おこがましいとしてもね、一消費者だからさ)…これは関わっている人が違うからなのか!?好きとか、そういった感覚と剥離した驚き。自分でも怖くなるくらい、テツさんと言う人、というか音楽に対する見方が改めて一新されてしまった。私は彼における様々なツールを全てゲシュタルト解釈していたから、まさに崩壊です。どうしてくれよう…理解の範疇としておさめたかったのにその中じゃダメですか、ねえ。同じように好意を傾けているものの中で、ジャックさんは非現実であることがわかっていて、そこにきちんとしたラインができている(比べるものか?と思われるかもしれませんが本当私のジャックさんに対する愛着は自分でも思うけど大分強いと思います。行為に現れるとするならテツさん以上/求めるものが違うからね、どっちの方が好きだからとかじゃなくて)。やっぱり実際に生きている人は凄い。そしてこの奇跡のような三十六歳はもっと凄い。素晴らしいテツブーム。



この苦しい時にきてくれて本当にありがとうです。色んなことを諦めなければならない時期で、それがとても辛いと思っていたけれど、本当に嬉しい。諦めなど思いもつかないものを諦めるのは本当に本当に大変だけれど、諦めないことを思いもしないことがその辛苦を助けてくれると言うのは、とても不思議ですね。諦観に立つ希望。これは決して後ろ向きなんかじゃないぞ。
ちなみにPVはまだ見てませんよん。テストが終わって気持ちが晴れやかになってから存分に十分に、可愛いテッちゃんを見るんだー!よーし!!