少しはカレンダーを埋める努力を


しようと思ったわけです(姑息だ)。明日から学校があるので(冬休み ああ冬休み 冬休み/芭蕉/冒涜)。
いえですね、今カテゴリ整理で管理ツール開いたら…もう、四月からこのブログ書いているのに正味一ヶ月しか書いてないんですよ!あ、ありえない…(驚)本当に自分自身であきれました。意味無いじゃん!はぁ。
というわけで、さっき二回再起動しましてようやく落ち着いたパソ子ちゃんに向かい少し気分がいい(バイト終わりでハイ)のでちまっちまと、この数日で見たもの(本・ビデオ)をば少しご紹介。いえ…遊んでいたかといわれるとそれ以外の何者でもないのですが、体がだるすぎて寝てばっかりだったんです、寝てられるときは(もちろん色々ありました)。齢20を数えようとしていながら浮いた話などあるはずも無いので、クリスマスはカレと過ごすのvな友人みたいな忙しさでは全く無かったんですけどね。と、言い訳はここまでとしますが、一応前置きしておきますと、私の趣味は少しズレているところがあるので、こちらにいらしてくださる方といえばきっとラブログさん経由の純粋な心をお持ちな女性群でしょうので「わかんねーよ!」というようなものばかりかもしれません。許してくださいね(笑)かつ、映画と漫画は…少しきびしめな感想が多いんですが、私の言葉は基本「個人的に」、ですので、その作品の出来云々を問題にはしていません。私は趣味が偏っているから少し受け入れられなかったけれど、他の方がご覧になったら最高傑作かもしれない、というような感じです。
つまり当てにならないので、「ああ、ジョージはこんな風に物事を見てんだなー、こんな趣味なんだなー」っていう程度の話だと思っておいてください、間違っても作品情報が仕入れられるとかは思わないでくださいね(苦笑)でも興味をお持ちになられましたらどうぞ(笑/こんだけ言っておきながら)






■映画

  • アンデッド

アンデッド [DVD]

アンデッド [DVD]

ゾンビが出てくるSF作品。というとあれなんですが(苦笑)
んー…なんだろう、最初は「ナイト・オブ・ザ・リビングデッドの劣化版か…」とか思っちゃうような展開で、たらたらと見てたんですが、最後らへんで「ああ!なるほど!」と驚かされた割にやっぱり淡々と終わっちゃった映画でした。中だるみ感が初めから終わりまであったというか。最後の逆転的な発想は面白いなぁと思いましたが、それまでの伏線があれだけじゃ唐突感は否めないっしょ〜とか思っちゃって。皆さん、ゾンビ映画ならやっぱり古典、ジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」です。グロいですが。(あ、ロメロからHNとったわけじゃないですよ/笑)

  • マイ・ラブリー・フィアンセ

「うわーいジャン・レノ〜v」とか思ってみたわけではなく、話が面白そうだなぁと思って見てみたのです(案外ロマンチストなところもあるんです/自分で言うか)。中世の騎士が現代のNYに来てしまう話。
うん、これは面白かった!話は、思ったとおりの筋の思ったとおりのオチ、つまり先が読める展開ではあったんですが、ベタはベタ故に面白いわけで。そして何より、悪役の婚約者(騎士の、ではなくて、現代に生活する騎士の子孫の女性の婚約者/騎士の婚約者そっくり)ハンターを演じたマシュー・ロスが最高でした!いや〜、現代になじめない騎士のしでかす諸問題に対するあの表情ったらない(笑)絶妙の演技でした、ホント。アメリカンジョークはああいうのが面白いです。

マシニスト [DVD]

マシニスト [DVD]

これはあまり語らない方がいいかもしれない、とか思っちゃいました。
主役のトレバー役を演じるために激減量した(63ポンドの減量)クリスチャン・ベイルがえらい、で終わっときます。…ごめん、本当退屈した…「インソムニア」以来やわコレ…
んー、でも期待が強すぎたからかもしれない。インソムニアもそれで失敗したし…期待をそもそもかけていなければアンデッドくらい、ですかね。

  • 女子高生ロボット戦争

女子高生ロボット戦争 [DVD]

女子高生ロボット戦争 [DVD]

こういうモロB級!ってタイトルのは結構期待が高まります。そして期待通りの面白さでした(笑)少し展開が早急な気がしないでもなかったですが、B級だから問題ない。と、実際世間レベルがB級かどうかは別として、自分の中でB級判定を受けた映画に対する目線は限りなく甘いです(笑)というか、B級はそこを楽しむものだと思ってますので(笑)
超天才の女の子・通称スーパーオタクなブリトニーと、運動神経抜群の女の子・通称スーパーガールなアリー、親友同士の2人がある日一人の男を争って己の技を駆使して死闘を繰り広げるコメディ。ブリトニーが可愛く、アリーがいい子なんですよこれが。女の子同士の友情がすきなんで個人的な萌えツボ(ヤな表現だな)にもヒットしまして、レンタル代に文句は無い作品でした!


■漫画

  • ひみつの海藤家

ひみつの海藤家 第4巻 (花とゆめCOMICS)

ひみつの海藤家 第4巻 (花とゆめCOMICS)

魔界から来た悪魔の大くんが(本名別)、主人公の桐子ちゃんの弟になりすまし生活…していると、それを魔界に連れ戻そうと他にも悪魔が来たり来たりという話。加藤さんの話は…「異国館ダンディ」の時にも思ったんですが、面白いくらいぶっ飛んだ設定が絶対ひとつはあるような気がする。…ぶっ飛んだ、は言い過ぎかも知れませんが(苦笑)何だろう、現実離れ?みたいな(笑)弟と姉モノが好きなので(おーい)個人的にいかがわしいツボには来ました。でも本当…この方の作品、最後がいつも…いや、皆まで言うまい。面白かったですよ。

  • 四丁目の夕日

四丁目の夕日 (扶桑社文庫)

四丁目の夕日 (扶桑社文庫)

よーっやっく、手に入れられた山野作品。あれです、ねこぢるの旦那さんで、現在ねこぢるyとしても活動されている方です。所謂サブカル系。主人公のたけしは平凡に生きていたが、ある日を境に怒涛の勢いで不幸が押し寄せる…という話。んー、グロ…さはそれほどでもなかった(個人的)んですが、これ面白いのが作者の突っ込み。コマ外にちょこちょこ書いてあるんですが、ある意味コレが一番きっついかもしれない。私はコレが一番きつかった(苦笑)不幸という現実に忠実すぎて(苦笑)
あと、ラストは賛否両論あるんでしょうがやっぱり私はあれハッピーエンドだと思います。山野氏はどういう気持ちであのラストの言葉をたけしに送ったのかは不明ですが(きっと不幸を更に演出するためなんだろうけど)、個人的には「そうだなぁ」とか納得してしまったという。面白かった!値段に文句なし。この人のほかのも欲しいんだけど、なかなかなぁ…。

  • BLUE

BLUE (光文社コミックス)

BLUE (光文社コミックス)

友人(男/男塾の話で盛り上がった/女として…)に「山本直樹いいよ」といわれ「浦沢直樹なら分かる」と言うと貸してくれたのがコレ。短編集なのかな、一言で言うとエロ、そして超超個人的な印象からいうと、男性版TONOって感じ(両ファンに土下座しなきゃいけないかも…/私もTONOファンなんですが)。
静かな性描写をする人で、ちょっとファンタジーなエロ絵本。ここかなぁ、共通して感じた印象は…(TONOさんは別にエロ描きませんけど)。エロがとにかく淡々としてます、この辺ある意味今風のサブカルコミックスタイルなのかなとか思ったんですが、今は若者の価値観の多元化に伴ってこれらはもうサブカルに区分されないのかも。王様の話が面白かったです。

  • おまけの小林クン

おまけの小林クン (16) (花とゆめCOMICS)

おまけの小林クン (16) (花とゆめCOMICS)

友人(こちらは女性)に借りた最終巻。いや、コレは結構初期からの読者ですので(笑)「はいぱあ」に比べて終わり方は静かだなぁと思ってしまいましたが、まぁだいぶ前からアットホームコメディ色がありえないほど強くなってましたからこんなもんなのかも。とか思いながら読みました。ラストの小林くんの髪型に驚きましたけれど、漫画家暦に納得できる終了の仕方をしたとは思います。面白かった。
…でも…やっぱり吹雪ちゃんは健吾とくっついたんだなぁ…私の本命はいつも成立なりません。ちなみに本命大和(無理があった/でも最初は…うっ)、次点雪人(趣味出すぎ)、続いてちーさん(千尋)でした。すべて玉砕しました(当たり前だー)…


■音楽

  • 修羅場

修羅場

修羅場

だーいすき。だーいすき。だいだいだいすき林檎ちゃんvの、事変最新曲。そして今更な話題…(最新の言葉は嘘じゃないけど)出た時は喜びながら「何で「透明人間」出してくれないんだよー!!」と叫んでましたけども…いえいえ、素敵な曲がありましたよ!私は林檎ちゃんのシングル、いつも期待するのはカップリングです。そして今回も同様に、いえ「修羅場」もよかったんですけど、よかったんですけど、それ以上に素敵だったのが「落日」!もう事変シングルの中で一番好きなことが確定した曲ですvv「心」も捨てがたいんですけど。
林檎ちゃんは事変になってからまぁ開けた感じに直球な詞を書くようになったなぁ(初期の頃より静かな感じですけど)とか思ってたんですけど、「遭難」が激情ラブソングだとすればこれは淡々として深い愛情の歌だと思います。歌詞が…歌詞がまたいいのです。恋を日に例え、つまり落日っていうのは恋の終わりをさしているんですけれども、最後のサビが特に最高!全て紹介したい気持ちでいっぱいですが著作権の問題もあり…とか言いながらちょこっと紹介しちゃうんですが、以下のところがモロに個人的ツボに…ツボに!

独りきり置いて行かれたって サヨナラを言うのは可笑しいさ
丁度 太陽が去っただけだろう
僕は偶然君に出遭って ごく当たり前に慈しんで
夕日を迎えた さあもう笑うよ

           「落日」 東京事変(詞曲:椎名林檎)

林檎さん、「罪と罰」とか「本能」とかで印象固まっちゃった方も多いかもしれないんですけれど、穏やかでしっとりした曲や詞を書かれたりします。特に初期はすごい分かりやすいと思いますし、いじましい感じの歌が多いので、興味わかれましたら一度でも!シングルならカップリング、むしろアルバムをお勧めしますから!初でしたら無罪モラトリアムがいいかも。無罪「同じ夜」「モルヒネ」、勝訴「月に負け犬」「依存症」、絶頂「メロウ」「光合成」、シングル「すべりだい@幸福論」「愛妻家の朝食@真夜中は純潔」、KSK「おだいじに」「ポルターガイスト」、事変ではシングル「心@遭難」「落日@修羅場」、教育「駅前」「母国情緒」あたりが、世間での林檎ちゃんイメージを覆してくれるんじゃないかなって感じです。そして個人的に好きな曲たちです(これ以外にもいっぱいありますけれども)v




…語りすぎました。25日の記事は出来れば26につけます…。
あ、あとこれは後で消すんですが個人的私信。某K様へ…ブログの件は全くこちらからは問題なく、しかしむしろそちら様こそ「こんなやつと…」と思われないか心配なのですが、いえいえ!ありがとうございます。またメールいたします…もう少し、後で(こんなん書いてる暇あったら…!!/すみません〜っ/汗)