P、Pretenderまでとりあえず…

友人と色々ゼミのことについて話してたら(inメッセ)全部書ききらんかった(ねーむーい)。色々悩みますねぇ。もう前期も残す所後一月ですもん。のでPretenderまでとりあえず。

さて(文章繋がらないなー)、今日から数日、我らがテツさんのソロプロジェクトTETSU69(私が普段鉄六さんとお呼びしている)のアルバム、Suite Novemberの曲についてつらつら書こうかと思います。ただ、レビューのような感じではありません。2005新規から見たテツという人と、彼の楽曲に対して非常に抽象的に思ったことのみ、個人的慣性でだらだら述べてるだけです。「テメー何勘違いしてんだ!」という突っ込みは歓迎いたしますがお返しは何も出来ませんので、その辺り自己責任で御願いします。
ではでは続きで。




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※アルバム作成時まだファンでなかったこともあり、どのような姿勢で各曲をお作りになったのかだとかそういった情報ナシで書いております。ご了承ください。
また、文中で現紹介曲の引用はこの色で、このアルバム中の歌詞だけれど紹介曲ではない曲からの引用はこの色で示しています。その他はただの強調です。引用について正規表現はしていませんが、特に記述のない場合全てSuite November/TETSU69内のどれかです。著作権上問題のないように気を使ってはいますが、至らない所はどんどんご指摘御願いします。(歌詞間違うことは…ないと思いますが、もしもの場合は御願いします)

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Suite November

Suite November


1. WHITE OUT

きっとこのアルバムの中で一番長く低音が続く歌。シングル版は少し違うようですが、アルバムバージョンだと歌詞に見事に裏切られる爽やかな曲調。私はコレ、サビも好きなんですがサビに入る直前のあの上へ上へあがってくるようなソワソワ感、何となくな焦りが非常に好きです。鉄六期のテツさんの歌声、っていうのを総合的に聞くことができるかもしれない。低い声、高い声、コーラスどれも。個人的に一番好きなのは、「大切にすればするほど 壊れやすくて」の所の優しい声かなぁ。テッちゃんの声、細いなぁと思ったことはあるんですが優しいなとおもったのはこれが初めて。壊れるほど優しくした人がいるんですか〜?(いやらしい上がり口調)なんて思ってしまいます(笑)。
で、歌詞ね。すごいですね、WWで「明日のことなんて 誰にもわからない」なんて言ってるのに、ここでは「あなた」「明日のことなど どうでもいいと」「微笑みかけ」てくることに少し批判的。批判って言うか、全肯定ではない。「あなた」がいて「わたし」がいたら「ただそれだけでいい」のでは!(笑/嘘嘘冗談)
「明日」ということについては、この後WWだけでなく15 1/2でも言及されてます。全体的に「昨日を悔いる現在」と「明日に限らない倦怠的な未来」を歌っているこのアルバムでは珍しいなぁと思いました。そしてこの歌の場合の「明日」は…「醒めてしまいそうで 不安が襲う」という歌詞が続くのを見る限り、「こないでほしい」明日なのかな〜?と思ってしまっておりますよ。その後の新しいことを意味するものへの否定否定の連続がまさに畳み掛けるようにこれでもかこれでもかと。…でも、「生きていく」
現在進行形で悲しいことが続いているから、「夢」を見たいのに、「醒めてしまいそうで 不安が襲う」。それでも「生きていく」。ありがたいと思ってしまってすごく申し訳ない気持ちになるけれど、でもありがたい。そして悲しい。何ともいえない気持になります。

あ、そうそう。この歌、アルバムの中で一番テッちゃんの普段のイメージとずれる印象を受けるんですが、それでも紛れもなくこの人テツさんだと思ったある一節。
「何もかも捨てて 愛せたら」
テツさんは愛より仕事、仕事に愛とかそういうイメージがあるのと、実際電磁石みたいに簡単に極が変わっちゃう割にヨクバリストなのかなと推測しているのとで、 絶対無理 とか勝手なことを思っておりました。あとこの人突き詰めると全部二つなんだなって…思っているので(意味不明)…。



2. wonderful world

「ワー、ワー」が合言葉。「砂に書いたメッセージ」が合言葉。「君がいる 僕がいる ただそれだけでいい」が合言葉…!唯一、一見明るく見える歌ではないでしょうか。これたしかデビューシングルでしたよね…そのときの反響が何となく思い浮かびます。でも実際、曲のみを取り出した場合私はコレ結構好きです。アルバムの中でSCARECROWと一、二を争うくらいに。
歌詞は、これもまた明るく見える。結構ありふれた感じに浮かれた恋心を歌っております。でも、WHITE OUTの後であることと、これを歌っているのはテツさんであるということから、じわりと何か色が混じってきます(偏見にも程が…!)。端的に言うと、「今までの自分」と「今の自分」の対比が明るすぎる所が切な…いえいえ、怖い。しかも、このアルバム全般が結構「答」を尋ねていたり疑っていたりする(あるいは諦めている)のに、「いくら考えても 答なんてないさ」「夢ならばこのまま覚めないで」「きっとうまくいく」…。あえて言及すまい、これがデビューシングルであると言うことより、これが「二曲目」であるということを私は強く意識しています。ええ。
でも、普段は結構深く考えないで楽しむ曲です。一番最初に書きましたが、「ワー、ワー」というのはバックコーラス?で、「ワーンダーワーアー ワーンダーワーアー」「ワー、ワー」のところがすごくかわいくて仕方がないんです(笑)だってそんなあなたイイトシ…それなりにお年を召した方が(しかも男性)「ワーッ、ワーッ!」って(悶)!上の「砂に書いたメッセージ」とか「神さまが僕達にくれた出会い」とか、最初聞いた時はその辺のオトメキーワードに爆笑してた(サイテー)んですが、今のマイブームは「ワー」です。「ワー」



3. Pretender

はい、不穏な空気が曲からも現れてきました三曲目。これもWHITE OUT同様低音が続きます。こういう淡々とした曲調がこの皆私としましては、サビに入るまでのこのメロは非常に大切にしたい所ですね。ふと作業に気をとられ聞いてなかったときはわざわざ戻します。こんなことをするのはこのアルバムの中でもこの曲とSCARECROWぐらいなものです(笑)大好きだ本当。
で、歌詞。もう、「ああ…(下がり口調)」なテツ節満載。とにかく沈黙する傍観者、面倒ごとは逃避する世渡り上手に対する手厳しいお言葉の数々。「ねぇ そんな生き方が貴方は好き?」と尋ねるこの人は「損な生き方」(私のダジャレじゃないですよ!)をしていると言われる人ですが、一番初めの歌いだしからある哲学ワーズ「楽<ラク>」を見るに修験者のような構え方だなと思ってしまいます。「楽、安易なこと」=「怠慢、逃避」、みたいな。この辺とかを見てしまうから、「努力とかダサくね?(意訳)」などという露悪的な態度に苦笑してしまうんですよ。白鳥の水面下を想像させたくないあたりはさすがアイドルと言う感じがしますが、「ホントのオレなんて誰もしらねーじゃんかよ」というアイドルに付き物の(笑)不満ではなく、むしろマネージャー精神の強く出ているスタイル。ホントは色々頑張ってるのに(だろうとは流石に言うまい)、「そんなことありませーん」と意地張って「あ、そ」とそっぽ向かれた途端に「オレだって色々…!」と慌てる。…可愛いv←死すべし
…歌から離れちゃった。これもWHITE OUT同様低音部の長い歌ですね、声も似ているし。ただ、WHITE OUTの時には書かなかったのですが、同じ低い声でも15 1/2とかとは大分違う声質に思えるのですよ。あれですね、歌声って言うか話し声の低さ。似たような感じで声出しちゃうことがあるので(普段ね)なんとなく思うだけですが…。それ故に「語りかけられている」ような気持ちになります。
「剥き出しの毎日には 失うものもある」「正直に物言えば 嫌われて行くのさ」。このへんテツさんって感じがすごくしますね(スーパー失礼)。とにかく色々誤解をされているようだけれど、「悪気はない」し、誤解されるのがわかっているけれど「敢えて言う」所も多々あると思うのですよ。本当の自分をわかってもらおうなんて気はサラサラなさげですが、本心とかそういった類の…真意ですか。それは解って欲しいんだ!という訴えに思えます。「諦めてるよん」な口ぶりをされることもありますが、まだまだ…。
あ、そうだ。面白哲学ワーズを忘れていました。「出る杭は打たれるけど 出すぎた杭なら輝くよ」。もっともっと自分のこと自分で褒め称えればいいのに、微笑ましいから。…などと失礼なことを思ったりするのでした。